|ファンレポーター トマコ さん
トマコ さんのプロフィール 2006年、仕事のため渡韓。現在までソウル在住です。LGの応援のため知人に誘われ足を運んだチャムシル球場で、なぜか相手チームに魅了され、以来ロッテ一筋に。趣味は旅行を兼ねた球場めぐりで、選手の写真を撮るために、望遠レンズが欲しくてたまりません。
トマコ さんの投稿記事
|今年のロッテ、“私の”注目ポイント 2015.3.26 up
ロッテに魅了され、全国各地の球場に通うようになって8シーズン目を迎えました。実は私が本格的なファンになった2008年から5シーズン、ロッテはポストシーズン進出を逃したことがなく、私はてっきりロッテが常勝球団なのだと思い込んでいました。ところがその後、2013年は5位、2014年は7位。最近になって初めて8888577という数字を知りました。これは2001年からのロッテの順位を表しており、歴史を紐解いてみると実はロッテは常勝球団ではなかったのだと改めて気づかされました。
そんな私が今シーズン最も注目しているポイントは、遊撃手のムン・ギュヒョン選手の活躍です。国家代表の有名選手ではなくあえて彼の活躍に注目したいのは今年が勝負の年になるという予感がするからです。
忘れもしない2012年序盤、主力のイ・デホ選手が日本へ渡り、誰の目にも戦力ダウンが明らかとされて迎えたシーズンの事です。チャムシル球場には「デーホ!デーホ!」と、今ここにいないはずの選手の名前をコールするファンの姿がありました。そんなデホ・コールを浴びながら打席に入ったのが他でもない、ムン・ギュヒョン選手でした。
 ロッテジャイアンツの本拠地、プサンサジク球場(写真:ストライク・ゾーン)
パワー野球が好きなロッテファンの前で、地道に安打を重ねてチームの勝利に貢献し、「驚異の下位打線」の一旦を担ったムン・ギュヒョン選手へのデホ・コールはデホ・ロスに陥っていた当時のファンからの最大級の称賛だったと言えます。
しかし、残念ながらその活躍は一時的なもので、その年の中盤からシーズンを追うごとに彼の姿は見られなくなりました。打撃不振でもなくポジション争いに負けたのでもなく、ケガに見舞われ出場が叶わないという彼の現実を知った時、デホ・コールを浴びて打席に入った華やかなあの日のあの場面が思い出され、残念でなりませんでした。
ケガで戦線離脱…そんなシーズンを繰り返しながら迎えた今シーズン。昨シーズンまで彼の穴を埋めた選手たちは、兵役や移籍のため、チームにはもういません。31歳という年齢、若い選手も育ちつつあり、今年はけがに泣かされるわけにはいかない、崖っぷちで迎えるはずのシーズンです。
デホ・ロスが治まった現在、さすがにもうデホ・コールを浴びることはないと思いますが、野球場に行けばいつも彼がいる、当たり前のようで実は難しいスタメン定着を今年は成し遂げてほしい…そんな応援の気持ちを込めて彼の活躍を今年の注目ポイントとしたいと思います。
・投稿記事の内容はファンレポーター独自の考えにおまかせしています。
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◆参考項目 ・ロッテ ジャイアンツ紹介
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