|ファンレポーター Yuppy さん
Yuppy さんのプロフィール 東京都出身、千葉県育ち。現在ソウル在住の野球観戦大好き女子です。平日は仕事のため、週末を中心にスタジアムで野球観戦を楽しんでいます。今シーズンもスタジアムに足を運び、韓国プロ野球のあれこれを感じたいと思っています。
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|韓国のスタジアム、日本とこんなところが違う! 2015.3.23 up
みなさん、こんにちは!スタジアムに行けば、ビール片手に野球観戦を楽しむ方も多いと思います。これは、韓国と日本で大きな差はないと思います。しかし、販売スタイルや価格など、違う点もありますよね。そこで今回は、野球観戦のお供に欠かせない!?ビールにスポットを当ててみました。
まず、日本のスタジアムのビールについて簡単におさらいしましょう。日本のスタジアムには生ビールの立ち売りスタッフがたくさんいて、売店に行かなくてもビールが買えます。立ち売りスタッフからビールを買うと、笑顔でビールを注いでくれますが、価格は安いとは言えません(東京ドーム800円、QVCマリンフィールド700円/ともに2014年の立ち売り生ビール)。
一方、韓国のスタジアムでは、生ビールの立ち売りスタッフは本当に貴重です。日本のように座席でビールを買うことはほとんどなく、売店で買ったり、入場前、試合のある時にスタジアム周辺に出る臨時売店(?)で購入する人がほとんどです。ちなみに、入場前に買った方が少し安いようです。そして、缶ビールの持ち込みに昨年までは制限がなく(2015年からは缶の持ち込みが禁止)、スタジアム内の売店で缶ビールを買っても缶のまま渡されました。
缶は今年から×(写真左) ビール早飲みイベント!(右)(写真:ストライク・ゾーン)
では、韓国のスタジアムで生ビールは飲めないのか?いえいえ、そんなことはありません。一部の売店で生ビールを販売していますし、立ち売りスタッフがいるスタジアムもあります。不思議なことにスタジアム内では、生ビールも缶ビールも価格は同じです。(ムナク野球場2,500ウォン/2014年)
売店で生ビールを買うと、プラスチックのふたをしてくれます。ムナク野球場では、平らなプラスチックのふたでした。振動しないように慎重に運んだつもりでも、座席に着いてふたを開けると泡がこぼれてしまうこともあるので注意が必要です。また、チャムシル総合運動場野球場では、生ビールを買うとストローをつけてくれるようです。実際にストローで飲んでいる人を見ました。日本ではビールをストローで飲むことはありませんよね。
ということは、ビールを飲むには売店に買いに行かなければならないのか?いいえ、一部のスタジアムでは立ち売りスタッフがいます。昨年のムナク野球場には、男性の立ち売りスタッフが一人いました。広いスタジアムに一人とは貴重です。日本の立ち売りスタッフのように、笑顔でテキパキという感じではなく、落ち着いて淡々と仕事をこなしているといった感じでした。ちなみに、価格は売店の生ビールと同じでした。
実は私、学生時代に日本の某スタジアムでビールの立ち売りスタッフをしていました。当時はスタジアムで働ける嬉しさに加え、お客さんとのコミュニケーションが楽しく、重いビールを持ちながらも笑顔で働くことができました。そのためか、初めて韓国のスタジアムに行った時は、ゲームに興奮しながらもビール販売のあれこれに興味津々でした。韓国と日本、違いを楽しみながら充実した時間を過ごしたいですね。「郷に入っては郷に従え」です!
以上、「韓国のスタジアム、日本とこんなところが違う!」ビール編(?)でした。
※ビールの価格や販売方法等は、2014年シーズンを参考にしました。
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