-
北京オリンピック野球競技 概要
2012年ロンドン五輪では、競技種目から外れることが決まっている野球。野球にとって「最後の五輪」となる可能性もあるのが、今回の北京オリンピックだ。韓国は3月に行われた世界最終予選で五輪出場を決め、00年のシドニー五輪以来、2大会ぶりの五輪出場を手にした。今大会に韓国はプロ選手で構成されたメンバーで挑む。代表チームは韓国で合宿を行う、オランダ、キューバと練習試合を行った後、北京入り。大会期間中、プロ野球は公式戦を中断する(8月は26日から公式戦再開)。
名称:第29回オリンピック競技大会(北京/2008)野球競技
期日・参加国:
8月13日〜23日(17、21日は試合なし)
8チームによる予選リーグ
準決勝:22日 決勝:23日
出場国:アメリカ、キューバ、オランダ、日本、カナダ、韓国、台湾、中国
大会方式:総当りの予選リーグを行い、上位4チームでの準決勝(1位対4位、2位対3位)の勝者が決勝
に進む。準決勝の敗者は3位決定戦を行う
1次リーグ順位(20日現在)
順位 |
チーム |
試合 |
勝 |
敗 |
勝率 |
1 |
韓国 |
7 |
7 |
0 |
1.00 |
2 |
キューバ |
7 |
6 |
1 |
.857 |
3 |
アメリカ |
7 |
5 |
2 |
.714 |
4 |
日本 |
7 |
4 |
3 |
.571 |
5 |
台湾 |
7 |
2 |
5 |
.286 |
6 |
カナダ |
7 |
2 |
5 |
.286 |
7 |
オランダ |
7 |
1 |
6 |
.143 |
8 |
中国 |
7 |
1 |
6 |
.143 |
試合日程と結果(韓国戦はゲーム詳細へリンク)
日付 |
時間 |
球場 |
対戦カード |
8/13 |
10:30 |
<2> |
台湾 |
5-0 |
オランダ |
(水) |
11:30 |
<メ> |
中国 |
0-10 |
カナダ |
|
18:00 |
<2> |
韓国 |
8-7 |
アメリカ |
|
19:00 |
<メ> |
キューバ |
4-2 |
日本 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
14日 |
10:30 |
<2> |
オランダ |
0-7 |
アメリカ |
(木) |
11:30 |
<メ> |
韓国 |
※ |
中国 |
|
18:00 |
<2> |
キューバ |
7-6 |
カナダ |
|
19:00 |
<メ> |
台湾 |
1-6 |
日本 |
- |
- |
- |
- |
- |
-- |
15日 |
10:30 |
<2> |
中国 |
8-7 |
台湾 |
(金) |
11:30 |
<メ> |
アメリカ |
4-5 |
キューバ |
|
18:00 |
<2> |
カナダ |
0-1 |
韓国 |
|
19:00 |
<メ> |
日本 |
6-0 |
オランダ |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
16日 |
10:30 |
<2> |
アメリカ |
5-4 |
カナダ |
(土) |
11:30 |
<メ> |
キューバ |
1-0 |
台湾 |
|
18:00 |
<2> |
中国 |
4-6 |
オランダ |
|
19:00 |
<メ> |
日本 |
3-5 |
韓国 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
17日 |
18:00 |
<メ> |
韓国 |
1-0 |
中国 |
(日) |
※雨天中断により、6回裏・1死走者なしから再開。 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
18日 |
10:30 |
<2> |
カナダ |
0-1 |
日本 |
(月) |
11:30 |
<メ> |
台湾 |
8-9 |
韓国 |
|
18:00 |
<2> |
オランダ |
3-14 |
キューバ |
|
19:00 |
<メ> |
アメリカ |
9-1 |
中国 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
19日 |
10:30 |
<2> |
オランダ |
0-4 |
カナダ |
(火) |
11:30 |
<メ> |
韓国 |
7-4 |
キューバ |
|
18:00 |
<2> |
日本 |
10-0 |
中国 |
|
19:00 |
<メ> |
アメリカ |
4-2 |
台湾 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
20日 |
10:30 |
<2> |
キューバ |
17-1 |
中国 |
(水) |
11:30 |
<メ> |
オランダ |
0-10 |
韓国 |
|
18:00 |
<2> |
カナダ |
5-6 |
台湾 |
|
19:00 |
<メ> |
日本 |
2-4 |
アメリカ |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
準決勝 |
8月22日(金) |
|
10:30 |
<メ> |
韓国 予選1位 |
6-2 |
日本 予選4位 |
|
18:00 |
<メ> |
キューバ 予選2位 |
10-2 |
アメリカ 予選3位 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
3位決定戦 ・決勝戦 |
8月23日(土) |
3位決定戦 |
10:30 |
<メ> |
アメリカ |
8-4 |
日本 |
決勝戦 |
18:00 |
<メ> |
キューバ |
2-3 |
韓国 |
時間は現地時間。上記時間+1時間で日本時間。
<メ>はメイン野球場、<2>は第二球場
開催場所:中華人民共和国 北京
五★松野球場
(★は木へんに果。Wukesong Baseball Field)
・野球日本代表オフィシャルサイト |
<グッズ>北京五輪韓国代表・ベテラン6選手カードセット
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韓国代表五輪までの予定 8月1日(金) 召集 2日(土)18:40〜 練習(ソウルチャムシル球場) 3日(日)18:30〜 オールスター戦(球宴選出選手のみ) (インチョンムナク球場) 4日(月)18:30〜 練習試合・対オランダ代表 (ソウルチャムシル球場) 5日(火)18:00〜 練習試合・対キューバ代表 (ソウルチャムシル球場) 6日(水)18:00〜 練習試合・対キューバ代表 (ソウルチャムシル球場) 7日(木) 休日 8日(金) 練習(ソウルチャムシル球場) 9日(土) 練習(ソウルチャムシル球場) 10日(日) 出国 11日(月) 北京、現地練習 12日(火) 北京、現地練習
過去の北京五輪関連コラム
「韓国を五輪へ導いた李スンヨプらの奮闘」
(スポーツナビ | 北京五輪への道 2008年3月17日)
「先行逃げ切り目指す“投低打高”の韓国」
(スポーツナビ | 北京五輪への道 2007年11月28日)
「出場チーム詳細 韓国」
(Yahoo!スポーツ アジア野球選手権 2007年10月19日)
「WBCとは隔世の感がある韓国メンバー
北京五輪アジア予選に向けて Vol.2」 (スポーツナビ 2007年10月9日)
「星野ジャパン最大のライバル・韓国の今
北京五輪アジア予選に向けて Vol.1」 (スポーツナビ 2007年9月27日) |
北京オリンピック韓国代表選手紹介
☆当サイト運営者によるネットで読める関連記事
NEW「チームワークで勝ち得た金メダル 野球韓国代表の強さの秘密」
(スポーツナビ | 北京五輪 2008年8月26日)
「最強メンバーでメダルに挑む韓国」
(スポーツナビ | 北京五輪 2008年8月5日)
→室井昌也『ソウルはいつも野球愛』(ブログ。現地北京での韓国戦全試合レポ)
→北京五輪アジア予選概要と代表選手名鑑
代表選手一覧(背番号は代表チームのもの。成績は今季の成績) 左記の試合結果欄で、韓国戦は試合内容詳細にリンクされています。
サイト運営者、野球競技期間中北京に滞在。→現地レポート(ブログ) 取材依頼などの業務ご依頼は、こちらからお問い合わせください。 |
→北京五輪代表メンバー24名(7月31日発表) →韓国代表五輪までの予定 ※イムテフン投手に代わり、ユンソクミン投手が代表入り(8月5日) |
準決勝予想スタメンと野手 |
投手陣と野手 |
1番 |
中翼手 |
イジョンウク
李鍾旭(トゥサン) |
LEE JONG WOOK |
#39 |
左左 |
176cm |
77kg |
1980/6/18 |
1億3,000万ウォン |
.304 |
0本 |
23点 |
43盗 |
『たたき上げの韋駄天』 ⇒日本戦の9回にセフティバント決める。打率.370、3打点 <ア>、<世> |
2番 |
右翼手 |
イヨンギュ
李容圭(キア) |
LEE YONG KYU |
#15 |
左左 |
175cm |
70kg |
1985/8/26 |
9,000万ウォン |
.307 |
0本 |
34点 |
24盗塁 |
『リトル松井稼頭央』 ⇒オランダ戦で5打数4安打。 打率.450、3打点 <世> |
3番 |
左翼手 |
キムヒョンス
金賢洙(トゥサン) |
Kim Hyun Soo |
#50 |
右左 |
188cm |
95kg |
1988/1/12 |
4,200万ウォン |
0.344 |
5本 |
58点 |
12盗 |
『大型アベレージヒッター』 ⇒日本戦、代打で登場、岩瀬から適時打。打率.421、4打点
|
4番 |
一塁手 |
イスンヨプ
李承★(巨人) |
LEE SEUNG YEOP |
#25 |
左左 |
183cm |
85kg |
1976/8/18 |
6億円 |
0.141 |
1本 |
5点 |
0盗 |
『アジアの大砲』 ⇒中国戦、延長11回にサヨナラヒット。打率.136、2打点 <世> |
(★は火へんに華)
5番 |
三塁手 |
キムドンジュ
金東柱(トゥサン) |
KIM DONG JOO |
#18 |
右右 |
180cm |
98kg |
1976/2/3 |
7億ウォン |
0.294 |
14本 |
74点 |
2盗 |
『韓国打線の“柱”』 ⇒日本戦、9回に得点の口火切るヒット。打率.273、0打点 <ア>、<世> |
6番 |
DH |
イデホ
李大浩(ロッテ) |
LEE DAE HO |
#10 |
右右 |
192cm |
100kg |
1982/6/21 |
3億6,000万ウォン |
0.294 |
15本 |
70点 |
0盗 |
『次代のヒーロー』 ⇒日本戦で同点2ラン。今大会3本塁打。打率.429、3本塁打、10打点 <ア>、<世> |
7番 |
捕手 |
チンガプヨン
陳甲龍(サムソン) |
JIN KAB YONG |
#20 |
右右 |
182cm |
90kg |
1974/5/8 |
5億ウォン |
0.280 |
10本 |
40点 |
1盗 |
『チームに欠かせぬまとめ役』 ⇒台湾戦でふともも負傷。打率.100、0打点 <世> |
8番 |
遊撃手 |
パクチンマン
朴鎭萬(サムソン) |
PARK JIN MAN |
#7 |
右右 |
177cm |
78kg |
1976/11/30 |
4億5,000万ウォン |
0.224 |
4本 |
27点 |
3盗 |
『韓国一のショートストップ』 ⇒カナダ戦でダイビングキャッチし負傷。打率.000、0打点 <ア>、<世> |
9番 |
二塁手 |
コヨンミン
高永民(トゥサン) |
KO YOUNG MIN |
#3 |
右右 |
182cm |
73kg |
1984/2/8 |
1億2,000万ウォン |
0.263 |
8本 |
54点 |
28盗 |
『コジェット』 ⇒台湾戦、初回に3ラン。打率.250、1本塁打、5打点 <ア>、<世> |
その他野手
・ |
捕手 |
カンミンホ
姜a鎬(ロッテ) |
KANG MIN HO |
#37 |
右右 |
185cm |
98kg |
1985/8/18 |
1億ウォン |
.295 |
14本 |
63点 |
2盗塁 |
『プサンのファンが惚れた男』 ⇒台湾戦で決勝タイムリー。打率.357、3打点
|
・ |
二塁手 |
チョングンウ
鄭根宇(SK) |
JEUNG KEUN WOO |
#8 |
右右 |
174cm |
75kg |
1982/10/2 |
1億1,000万ウォン |
0.297 |
6本 |
43点 |
28盗 |
『がむしゃらにプレーするガッツマン』 ⇒カナダ戦で先制ソロアーチ。 打率.321、1本塁打、1打点 <ア> |
・ |
遊撃手 |
キムミンジェ
金敏宰(ハンファ) |
KIM MIN JAE |
#14 |
右右 |
181cm |
82kg |
1973/1/3 |
2億ウォン |
0.250 |
5本 |
35点 |
12盗 |
『内野の安心感』 ⇒パクチンマンの欠場中、穴埋める。打率.000、0打点 <ア> |
|
カナダ戦先発 決勝戦先発? |
リュヒョンジン
柳賢振(ハンファ) |
RYU HYUN JIN |
#99 |
左右 |
187cm |
98kg |
1987/3/25 |
1億8,000万ウォン |
3.55 |
10勝 |
6敗 |
0S |
『韓国の若きエース』 ⇒カナダ相手に完封勝利。1勝、防御率0.00 <ア>、<世> |
日本戦に 2度先発 |
キムグァンヒョン
金廣鉉(SK) |
KIM KWANG HYUN |
#17 |
左左 |
187cm |
83kg |
1988/7/22 |
4,000万ウォン |
2.94 |
11勝 |
4敗 |
0S |
『20歳のほほえみサウスポー』 ⇒日本戦、5回1/3、無失点7奪三振。防御率1.42 <世> |
中国戦、 キューバ戦先発 |
ソンスンジュン
宋勝準(ロッテ) |
SONG SEUNG JUN |
#91 |
右右 |
183cm |
105kg |
1980/6/29 |
1億500ウォン |
4.17 |
9勝 |
6敗 |
0S |
『アメリカ帰りのフォークボーラー』 ⇒対キューバ戦、勝ち投手。1勝、防御率2.19
|
アメリカ戦、 台湾戦先発 |
ポンジュングン
奉重根(LG) |
BONG JUNG KEUN |
#51 |
左左 |
190cm |
95kg |
1980/7/15 |
2億5,000ウォン |
2.93 |
8勝 |
7敗 |
0S |
『元メジャーリーガー』 ⇒アメリカ打線を4回1/3、2失点。防御率8.31
|
オランダ戦先発 |
チャンウォンサム
張★三(ウリ) |
JANG WON SAM |
#13 |
左左 |
181cm |
73kg |
1983/6/9 |
8,000万ウォン |
2.89 |
9勝 |
6敗 |
0S |
『ロングリリーフ候補』 ⇒オランダ戦、8回コールド完封。1勝、防御率0.00 <ア>、<世> |
(★はさんずいに亘)
ブルペン |
クォンヒョク
權奕(サムソン) |
KWON HYUK |
#47 |
左左 |
187cm |
85kg |
1983/11/6 |
9,500万ウォン |
1.29 |
5勝 |
0敗 |
0S |
『静かなるドクターK』 ⇒左のワンポイントとして機能。防御率0.00 <ア>、<世> |
ロングリリーフ |
ユンソクミン
尹錫a(キア) |
YOON SUK MIN |
#28 |
右右 |
183cm |
82kg |
1986/7/24 |
1億1,000万ウォン |
2.47 |
12勝 |
4敗 |
0S |
『今季一番の安定感』 ⇒最も多い、4試合に登板。2勝1セーブ、防御率2.70 ※イムテフン(トゥサン)に代わり、8/5に代表入り |
ブルペン |
ハンギジュ
韓基周(キア) |
HAN KI JOO |
#22 |
右右 |
186cm |
90kg |
1987/4/29 |
7,000万ウォン |
1.69 |
1勝 |
2敗 |
21S |
『めがねのロケットボーイ』 ⇒今大会、不安定。1勝、防御率19.31 <ア>、<世> |
クローザー |
チョンデヒョン
鄭大R(SK) |
CHUNG DAE HYUN |
#21 |
右右 |
185cm |
96kg |
1978/11/10 |
2億ウォン |
2.61 |
3勝 |
2敗 |
18S |
『国際舞台に不可欠のサイドハンド』 ⇒アメリカ戦で5者連続三振。1セーブ、防御率2.70 <ア>、<世> |
クローザー |
オスンファン
呉昇桓(サムソン) |
OH SEUNG HWAN |
#11 |
右右 |
178cm |
92kg |
1982/7/15 |
2億2,000万ウォン |
1.76 |
1勝 |
1敗 |
26S |
『剛球釈迦如来像』 ⇒キューバ戦、中国戦で火消し。1勝1セーブ。防御率0.00
|
その他野手
・ |
外野手
一塁手 |
イジンヨン
李晋暎(SK) |
LEE JIN YOUNG |
#35 |
左左 |
185cm |
90kg |
1980/6/15 |
2億4,000万ウォン |
.331 |
8本 |
48点 |
10盗塁 |
『国民的右翼手』 ⇒国際試合での強さ誇る。打率.294、3打点 <世> |
・ |
外野手
一塁手 |
イテククン
李宅根(ウリ) |
LEE TAEK KEUN |
#29 |
右右 |
182cm |
83kg |
1980/7/10 |
1億3000万ウォン |
0.322 |
12本 |
51点 |
12盗 |
『器用なハイアベレージヒッター』 ⇒オランダ戦でソロアーチ。 打率.188、1本塁打3打点 <ア>、<世> |
|
※成績は今季の成績
※金額は今季の年俸(1ウォン=約0.11円)。イスンヨプは推定年俸
※『 』内のコピーは、チームで一般的なものや、みなさんが認識しやすいよう、当サイト運営者にて作成したもの
※ ⇒以降は今大会での寸評と成績(予選リーグまで) ※
<ア>…アジア予選代表選手、<世>…世界最終予選代表選手
→北京五輪代表予備エントリー33名(7月7日発表) →北京五輪代表予備エントリー46名(5月26日発表) →北京五輪代表予備エントリー66名(4月28日発表)
☆取材依頼、韓国代表選手情報の業務利用については こちらからお問い合わせください☆ |
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