|韓国プロ野球観戦ツアー2017 体験記
「貴重な体験たくさん!野球好きなら必ず楽しめ、食事でも韓国を満喫した4日間」(埼玉県 女性)
初めて観戦ツアーに参加した。今回の参加者は15名、うち3名が女性。はたしてわざわざ海外にまで野球観戦に行く女性がどれだけいるのだろうと思っていたが、他の2名は何度目かの参加と聞き、なんだか嬉しくなった。
私は野球こそ好きだが、韓国野球の知識はない。選手も日本で大活躍した選手以外は全然知らない。しかし高校野球だって、知らない高校生のプレーを見て楽しめるのだから、単純に野球を楽しめばそれでいい。
韓国のプロ野球は、日本で言えば都市対抗野球のよう。内野席の最前列に応援団長・チアリーダーがいて、マイクを使って応援をする。ソウル・光州・大邱で試合を見たが、どの球場でもホームだけでなく、ビジター側もみな熱狂的に応援する姿が印象的だ。
日本プロ野球ではファンの聖地は外野だが、韓国の場合、芝の外野にピクニックがてら訪れたり、このシーズンには即席プールが登場したりと、子供たちが楽しめる場所として作られているようだ。
内野席はダッグアウトあたりからバックネットにかけてテーブル席となっており、お弁当を広げながらゆっくり観戦できる。ただしそこに売り子さんは来ないのが一般的(大邱にだけはビール売りがいた)。自分で店まで行って買う。ビール好きの私は、ビールの値段が日本の半値ほどなのに大喜び。
今回はテーブル席、およびVIPルームのデッキで観戦したり、試合前にはグラウンドで李大浩選手(ロッテ)と記念撮影したり、試合後には正田コーチ(KIA)との懇親会があったりと、個人旅行では絶対にできない経験をたくさんさせていただいた。
次の観戦地へ約400キロをバスで移動という日もあったが、28人乗りのデラックスバスに20名足らずでゆったり座り、移動中は大モニターで野球中継や、韓国の野球映画を見て過ごし、それほど疲れを感じずに移動できた。
通常のツアーであれば、昼食なしということも珍しくないが、今回のツアーではほぼすべての食事が付き、しかも韓国に来たならこれ!というような食事を一通り楽しめるように配慮されており、野球だけでなく、食事でも韓国を満喫できた。
自由に街中を散策するような時間がなく、お土産を買うこともできないほど中身の濃い4日間だったが、それだけに無駄なお金を使うこともなく、結局ツアー費以外には6,000円程度しか使わなかった。
仁川で全員が合流してから、バスの中、野球場、観戦後の深夜の飲み会に至るまで、一日中野球の話ばかりするメンバー。どれだけ野球好き?と思いながらも楽しくてしょうがない。年齢の幅も広く、九州、関西、関東と住む場所も違う仲間が集い、意気投合して国内でも一緒に観戦しに行くようになった人もいるらしい。野球が好きな人であれば、貴重な体験ができて楽しめること間違いなし。是非参加してみていただきたい。
・前回2017年ツアーの様子(ブログ) 初日 2日目 3日目 総括
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