|韓国プロ野球観戦ツアー2016 体験記 「韓国プロ野球の虜になること間違いなし。集まれ野球好き!充実の3日間を!」(福岡県 30代男性)
私がこのツアーと出会ったのは、自称「野球場マニア」の野球好きの友人の影響でした。野球が好き過ぎて日本を飛び越え、韓国プロ野球を観に行ったのが始まり。そこから韓国野球に興味を持ち、このツアーを見つけて今回が2回目の参加になりました。
初日はインチョン空港で各地からの参加者と合流して、昼食では石焼ピビンパを食べて韓国ムードを満喫しました。初参加の方も多数いらっしゃいましたが、野球好きの集まりは自己紹介をしただけで、すぐに野球談議に火がついて盛り上がりました。
この日の観戦カードはネクセン対SK戦。韓国初のドーム球場はポール際に観客席がないので日本のドームより狭く感じました。また韓国独特のテーブル席の最前列では飲み物とスナック類を食べながら観戦することが出来ました。まだまだ韓国野球の知識が乏しいので、必須の持ち物である「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑」を片手に試合を観ながら、友人といい選手を探すというスカウトごっこをするのも楽しみの1つです。観戦中に「韓国プロ野球の伝え手」の室井さんが選手についての情報やショップの案内などをしてくれて、本当に楽しむことが出来ました。
試合後はボリューム満点のサムギョプサルの夕食。ゲストとしてベアーズの藤尾二軍トレーニングコーチが登場してくれました。普段では聞くことが出来ない選手のケアや、韓国プロ野球界に入った理由など興味深いお話が聞けました。しかも最後には、ご自身の実使用ユニフォームと、帽子をかけたじゃんけん大会が行われました。
2日目はテグサムソンライオンズパークまで移動途中、サムソンの二軍施設に立ち寄るという、韓国の方でもあまり訪れない?マニアックな体験が出来ました。そしていよいよ今日のメインであるテグサムソンライオンズパークに到着。こちらも今年にできた新本拠地球場。やはり大企業サムスンの力が見える大きなスタジアムです。試合前関係者と一緒に施設内を見学し実際のベンチ、グラウンドまで降り立ちました。このツアーならではの経験に大満足でした。
日本のプロ野球との大きな違いの1つであるのが韓国プロ野球の応援や球場内のイベントです。まるでライブ会場!観客全員が一つになってチームを応援、球場全体の一体感を楽しむことが出来ます。今シーズンは水を使ったイベントがブームらしく、試合中何度も水を噴射。日本でも有名なイ・スンヨプ選手の応援歌(どハマりした)を叫びながら韓国のお客さんと一緒になって、ずぶ濡れになりながら応援し盛り上がることが出来ました。
そして、試合の興奮覚めやらぬまま、ポッサム専門店での2日目の懇親会を楽しみに、ホテルに到着すると人だかりが…。よく見ると、なんとイム・チャンヨン投手がファンに囲まれサインをしていました!しかも私は大のヤクルトファン!すかさず持ってきていたヤクルト時代のイム投手のユニフォームをカバンから取り出しサインをもらうことに(涙)。KIAの選手の宿舎と私たちのホテルが偶然にも同じだったのです。イム投手も日本からのヤクルトユニには苦笑いでしたが私にとっては家宝になりました。
そして親睦会へ。ゲストはKIAの中村バッテリーコーチとイ・ウジュン通訳が登場。子供のころ見ていた「中日の中村や!」という気持ちとオーラがあり、少し緊張していましたが中村コーチが非常に気さくで「関西のおもろいおっちゃん」的な方で、質問にもなんでも答えていただき現役時代のお話しや、韓国と日本の野球の違いなど色々な裏話を聞くことが出来ました。「まだまだ韓国野球は面白くなる、パワーがすごい」という話が印象的でもっと韓国野球を知りたくなりました。記念撮影とサインもいただき夢のようなひと時で今回の韓国野球ツアーを終えることが出来ました。
室井さんの解説付きで野球観戦、韓国料理が食べられるのはもちろん、試合後のコーチとの懇親会がこのツアーの大きな魅力です。全国から色々な年代の方と出会い、野球を通じて仲良くなれます。こんな体験ができるのもツアーの魅力だと思います。2017年はWBCが開催され、韓国の選手にも注目しながらいつも以上に楽しむことが出来そうです。そこでまた韓国野球熱も高まり、17年のツアーにも参加することで、さらに楽しめると思います。
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